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口下手で人見知りなエンジニアのコミュニケーション術

こんにちは!ファンリード名古屋・大阪支社です!

「話すのが苦手で、プレゼンになると頭が真っ白になる」 「会議で発言しようとしても、うまく言葉が出てこない」——こういった悩みを持つITエンジニアの方も多いのではないでしょうか?
実は、私も20代頃は口下手で人見知り。発言するたびに焦り、何を言っているのか自分でも分からなくなることがよくありました。
しかし、先輩社員の指導や自分なりの工夫を重ねたことで、今ではどんな状況でもためらうことなくコミュニケーションが取れるようになりました。
(話が上手いかどうかは別ですが。。。。。)
 
今回は、私自身が実践し、効果があった「口下手で人見知りなエンジニアのためのコミュニケーション術」をご紹介します。


まずは「伝えたいことをシンプルにする」

以前の私は「何を話せばいいのか分からない」「伝えたいことがうまくまとまらない」という問題を抱えていました。話す前に色々考えすぎてしまい、結局うまく言葉にできないことがよくありました。
 
そこで、まず意識したのが「伝えたいことをシンプルにする」ということです。話す前に、「結論は何か?」「相手に何を伝えたいのか?」を意識し、一言でまとめる練習をしました。
 
例えば、「このシステムのバグがなぜ発生したのか説明してください」と言われたとき、
【悪い例】 「えっと、この処理の部分がこうなっていて、こういう問題が発生していていまして、それがこういう影響を与えて……」
【良い例】 「バグの原因はAという処理のミスで、影響範囲はBです」
このように、結論を先にシンプルに話すことで、話が整理され相手に伝わりやすくなります。

「結論→理由→詳細」の順番で話す

「話がまとまらない」「途中で何を言っているのか分からなくなる」という人は、話す順番を意識するだけで大きく改善します。
おススメなのが「結論→理由→詳細」の順番で話すことです。
 
例えば、上司から「このタスク、どれくらいで終わる?」と聞かれたとき、
【悪い例】 「うーん、今Aの作業をしていて、Bがちょっと複雑で……」
【良い例】 「予定では3日かかります。理由はAの作業が1日、Bが2日必要だからです。」
この順番で話すだけで、相手に伝わりやすくなり、的確なフィードバックをもらえるようになります。

事前に「話す内容を準備する」

プレゼンや会議で緊張してしまう人は、事前準備をしっかりするだけで安心感が増します。私は特にこの方法をしっかり実践しましたし、いまだに続けています。
 
私が実践したのは、「その場面で話すことを台本にして話す練習をする」という方法です。
具体的には、
・伝えたいポイントをまとめる
・話す順番などを意識して台本を作る
・台本を読んで話の流れを確認する
こうすることで、いざ本番になっても焦らずに話せるようになりました。
 
また、プレゼンや発表の前に上司に相手になってもらいリハーサルすると、より効果的です。
事前に話す練習をしておくことで、頭が真っ白になることを防げますし、
上司から当日想定される質問ももらうことで、事前にその回答が準備できてより安心感が増します。

「振り返り」をする

実際に人前で話した後に、振り返りをすることで次回の改善につながります。
私が実践したのは、
・良かった点を明確にする
 (例: 「結論を先に話せた」「落ち着いて話せた」 )
・できなかった点を洗い出す
 (例: 「途中で話が脱線した」「声が小さかった」 )
・次回に向けた改善点を考える
 (例: 「話すスピードを一定にする」「要点をもっと整理する」 )
 
上司が同席していた場合には、フィードバックをもらうのも良いでしょう。
こうした振り返りを継続することで、自分の話し方が少しずつ改善され、より伝わりやすいコミュニケーションができるようになります。
ちなみに私は、この活動を上司にも協力してもらい1年以上続けていました。その時の上司には今でも本当に感謝しています。

私自身、もともと口下手で人見知りで、会議やプレゼンでは頭が真っ白になっていました。
しかし、ここまでに記載した内容を実践することでためらうことなくコミュニケーションが取れるようになりました。
それにより顧客やチーム内での認識齟齬も減りスムーズに仕事が進みますし、チーム内の連携もうまくようになりました。
そうなると、より多くのチャンスにも恵まれることもあります。
 
コミュニケーションは一朝一夕で上達するものではありませんが、少しずつ改善していけば必ず話しやすくなります。
私のような口下手で人見知りな人でも、コミュニケーションが上手な人でも、この内容に何か気付きがあれば実践していただけたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!