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設備状況モニターとしてのドローンから見える画像をご紹介

皆さんこんにちは!ファンリードnote編集部のSです。

ファンリードは、2024年7月30日に「『ベトナム国 / “みちびき”を利用したドローン送電網点検ソリューション 調査事業』が令和5年度補正 グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金に採択」というニュースリリースを配信しており、noteでも本件について詳しく解説した記事を公開しました。

ドローンを活用した点検は、送電網に限らず、あらゆる設備の状況モニターとして利用することができます。

今回は、静大藤枝農業試験場でファンリードが撮影した、ドローンから見える画像をいくつかご紹介したいと思います。

こちらは、ドローンで高度70メートルからのトタン屋根を撮影した画像サンプルです。

上記の黄色枠の部分を拡大してみましょう。

このように塗装状況の把握をすることができます。

次は、土塀ブロックと排水溝を見てみましょう。

黄色枠を拡大します。

このようなイメージで、状況を確認することができます。

ドローンによる設備状況モニターの可能性

ちなみに、蜜柑木の本数カウントに使用するため、分解能(※)とカバー範囲のバランスを考慮して高度70メートルで撮像したところ、分解能は約2センチでした。
※分解能…識別ができる最小値のこと。どれだけ細かい粒度で見られるかを指します。

高度(撮影距離)と分解能は比例するので、例えば行動を30メートルとした場合、分解能は1センチ未満となります。
ここまでくると、配管の傷や、腐食等の検知が目視レベルで確認することができます。

ドローンは様々な用途で活用されていますが、設備点検や観測の分野でも大変有効な手段といえます。
設備によっては危険が伴う場所や物も多く、人海戦術に依存した点検方法も多くありますが、ドローンを使うことで安全に、効率的に点検をすることができます。

ファンリードは、準天頂衛星システムみちびきを利用したドローンの実証事業に過去複数採択されてきました。ご興味ある方は、是非覗いてみてください。

上記サイト内でのファンリードの実証は以下です。

2023年度【インフラ点検/検査/監視】
MADOCA搭載ドローンのインフラ点検への活用に向けた性能評価実証

2019年度【農業/林業】
MADOCAを活用したアフォーダブルな ドローン観測サービス構築実証実験

それでは最後に、マレーシアで撮影されたファンリードの「パーム椰子農園でのドローン飛行テスト」の動画をご紹介します。
(個人的にこの動画、見るたび少し癒されます)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!