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経理担当者必見!RPA導入で得られる驚異的な効果

こんにちは!ファンリードnote編集部です。

毎月の定型作業の多い経理業務では、ITを活用して効率化できる部分が多くあります。
しかし、どのようにITを活用すればよいかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、RPAを活用して経理業務を効率化したファンリードのお客様の事例をご紹介いたします。

業務内容

  • 毎月月次決算が締まった後、会計システムから帳票を出力。帳票を数式が組まれたExcelに貼付し、組替表を作成。

悩み

  • 出力する帳票の量が多い

  • 帳票を出力する際の条件設定が複雑であり、毎月ミスが発生

解決方法

  • RPAツールであるMicrosoft Power Automate(注)を使用し、帳票出力からExcelへの貼付までの作業を自動化

(注)Microsoft Power Automateは、Microsoftが提供するクラウドベースのワークフロー自動化ツールです。このツールを使用すると、複数のアプリケーションやサービス間でプロセスを自動化し、業務効率を向上させることができます。Microsoft Office 365(Excel、Outlook、SharePointなど)だけでなく、Salesforce、Google Drive、Dropboxなど、多くのサードパーティアプリとも連携可能です。

効果

  • 2時間⇒5分に工数削減

  • 帳票出力ミスの発生なし

  • 引継ぎの簡易化

Microsoft Power Automateを業務効率化で活用するときのポイントが2つございます。

1.パソコンの設定によって異なる動きをするため、共通PCで作成すること!

各ユーザーのPCは異なる設定(解像度や表示スケール、インストールされているソフトウェアのバージョンなど)であることが多いため、それぞれの環境でフローを作成すると動作が不安定になる可能性があります。このような事象に対し共通PCを使用することで、これらの違いを排除し動作の安定性を確保できます。
また、想定と違った動きをしてしまうなどの問題が発生した際に、共通の環境であれば原因の特定が容易になります。個別のPC設定による問題かどうかを区別する必要がなくなるためです。

2.帳票出力の条件が変更になった際、誰でも設定変更できるようにメモを残すこと!

共通PCの設定や使用方法を詳細にドキュメント化し、関係者全員がアクセス可能にしておくことが重要であります。業務を効率化して終わりではなく、そのシステムを引き継ぎ、メンテナンスをして使用しなければなりません。そのため、担当者が変わった際にも容易に使用できるような工夫が必要になります。

上記のお客様の事例のように、ちょっとした業務のIT化にも対応しております。
業務効率化でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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