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PMを目指すあなたに読んでほしい本 3選

こんにちは、ファンリードnoteの編集長Nです。
先日投稿した通り、社内でWOW!な福利厚生制度が作られました。

この福利厚生制度の中で「図書費補助制度」がはじまったので、私がPMだったり組織の長をやらされはじめた頃に悩み苦しんでいた時に助けられた本を、3冊ご紹介します。

古い本が多いですが、今でもPMを目指す上では役に立つものを厳選したつもりですので、ファンリード社員の方は本の購入費用補助制度を活用して読んでもらいたいですし、社外の方でも同じような悩みを抱えている方の助けになれば幸いです。

この記事が好評なら続編も書いていくので、是非とも「スキ」ボタンをお待ちしております…!


1冊目:ビジネスマンのための「発見力」養成講座

この本は当時定期購読というレベルで読んでいた「THE 21」という雑誌の中で、著者の小宮一慶さんがお話しされていた記事を読み、その内容に感動して本を購入しました。

紹介文にも書かれているのですが、
「セブン-イレブンのロゴ、最後の文字は小文字のn」なんですが…皆さん、気づいていましたか?
つまり、普段何気なく見ているものでも、見えていないことがたくさんあるということを知れる本なんです。

PMという立場をやると、メンバーからの報告だったり、レビューを求められる場面がたくさん発生します。
本来であれば課題や問題を指摘して軌道修正をするんですが、そういうことってみんな言いたがらないですよね。
自分がメンバーの立場なら、指摘なんてされたくないですし。

でも、プロジェクトを滞りなく進める場合には、ヒヤリハットの時点で問題を摘み取る作業が大事なんです。
問題にいち早く気づけるかどうかが、PMとしての大事な作業になり、この本はその「発見力」を日々の生活で磨くための訓練方法が書かれてます。

この本を読んでから、私は報告書レビューの時の指摘が早くなった実感があります(メンバーからはめんどくさいマネージャーだと思われていたかもしれませんが…)

2冊目:マインドマップ超入門

仕事をしていると、「思考の整理」作業が必要になることがあります。
特に、システム開発プロジェクトなどを進めている際には、単純に○か×かで判断できないようなこともたくさん発生します。

学校の勉強などでは導き出される答は1つになるようにできていますが、現実社会ではそんなにシンプルな問題だけではありません。
そんな時に、なにかひとつ思考整理法を学んでいると、悩み続ける時間を短くすることができます。

「マインドマップ」もそんな思考整理法のひとつで、イギリスのトニー・ブザン氏が発明した思考整理法です。

私がPMをやっていた頃、様々な情報から判断しなければいけない、プロジェクトで発生する問題や課題をマインドマップに書き込んで、優先順位をつけたり決断をしたりする手助けをしてくれていましたが、その手法を身につけたマインドマップの書き方をわかりやすくまとめられたのが本書です。

マインドマップによる情報整理法は仕事以外でも活用できますので、思考整理法を何も知らない方には、是非一度読んでみていただきたいです。

マインドマップを書くためのアプリもあって、
noteの投稿に関する思考整理でもマインドマップを活用しています
(こちらはMac OS用の「mindnode」というアプリの画面です)

3冊目:トヨタ 仕事の基本大全

私、実はファンリードに入社する前は愛知県で働いていまして…(さらに言えば生まれも育ちも愛知県名古屋市です)。
愛知を代表する企業と言えば、トヨタ自動車
愛知県である程度の経営規模の会社になると、何らかのカタチでこちらの会社さんと接点を持つことになります。で、接点を持つと必ず言われるのが「トヨタ式」で、この考え方を知っているか知っていないかで、次の仕事をもらえるかどうかに繋がるため、私もこの本を買って勉強しました。

「なぜを5回繰り返す」とか「ムダ・ムラ・ムリをなくせ」とか、トヨタ式カイゼン手法でよく聞く言葉ですが、その本質的な意味とか、これらの言葉の周りにあるトヨタに根付く考え方をこの本から学び、ある会社ではこの本をベースに新入社員研修の講師もしていました。

「VUCA時代にトヨタ式は合わない」なんてことを聞いたりもしますが、「強い企業のありかた」のひとつのカタチとしてトヨタ自動車を学ぶことで、異なる進め方や考え方をする際の学びにもなるのではないかと思います。
この本でなくてもいいですが、一度は学んでみてほしい、思考法です。

まとめ:本から学ぶことは多い

プロジェクトマネージャーには、管理の技術や発想力のほか、人を動かすスキルやコミュニケーション力も求められますが、現場で先輩や上司から聞いているだけでは、学べるスピードにも限界がありますし、先輩や上司以上に活躍することはできません。
本を通じて、新たな知識や考え方に触れ、下準備として知識を補うことで、大きな成長が期待できます。

本を読んで、さらに高みを目指しましょう!

この記事が好評なら続編も書いていくので、是非とも「スキ」ボタンをお待ちしております…!(二度目のアピール)