女性のためのグループ会社交流イベント「カフェ エクシーズ」を開催しました！
ファンリードグループの株式会社エクシーズnote編集部です。
９月に開催されたイベント「カフェ エクシーズ」のレポートをご紹介をします。
カフェ エクシーズってなに？
「カフェ エクシーズ」は、ファンリードの子会社であるエクシーズが主催した女性のためのグループ会社との交流イベントです。
この「カフェ エクシーズ」は、昨年エクシーズに起きた大きな変化がきっかけでした。
イベント開催のきっかけ
突然のM&Aで感じた期待と不安
昨年、エクシーズは独立系の会社から一転し、ファンリードの子会社として太陽ホールディングスグループの仲間入りをすることになりました。
経営層が一新し、業務や関わる人達全ての環境が急速に変化する状況が
面白いと思う反面、これからの自身の働き方やキャリアパスに戸惑いを感じる事もありました。
エクシーズ初の女性取締役が就任
昨年のM&A後、エクシーズには初めての女性取締役Kさんが就任しました。
Kさんの存在は、グループ会社全体で女性が活躍できるキャリアの道が大きく広がっていることを実感させてくれました。
女性管理職が１名しかいないエクシーズには珍しい事でしたが、Kさんと
お会いしてその人柄や幅広い経験を知り、キャリアの歩みや働き方に興味を持つようになりました。
どのようにして数々の壁を乗り越え、今日のポジションに至ったのか、
その経験や考え方を知りたい。
そして、エクシーズの女性達の成長の後押しをしてくれる存在になって欲しいと思いました。
企画内容とコンセプト
今回のイベントは、エクシーズで考えたコンセプトを基に、取締役Kさんの人事としての豊富な経験を活かし、以下のポイントに重点を置いて企画しました。
自己のキャリアや働き方に向き合い、共感しあえる場
エクシーズでは、これまで働き方やキャリアについて相談できる場が限られていました。
そのため、自分のキャリアをどのように捉え、今後どう発展させるかを考えるためのワークショップを設けることにしました。
参加者が自らのキャリアに向き合い、他者と共感し合える時間を提供することが狙いです。
グループ会社の女性達との交流とロールモデル探しの場
エクシーズは福岡、ファンリードと太陽ホールディングスは東京と、拠点が離れているため、日頃からの交流機会が少ない状況でした。
そこで、世代や役割の異なる女性社員たちが互いの働き方や経験を共有する場として、パネルディスカッションを企画。
これを通じて、参加者が新たな視点を得て、ロールモデルを見つけるきっかけとなる場を目指しました。
リラックスした雰囲気と参加しやすい交流の場
「キャリア」や「ワークショップ」という言葉に敷居の高さを感じる社員もいるのではという意見がありました。
そこで、堅苦しさを感じさせず、リラックスして参加できるような雰囲気づくりを重視。
取締役Kさんのアイデアで、「カフェ エクシーズ」という親しみやすいイベント名に決定しました。
当日のイベントの様子
第１部 トークセッション「活躍する女性達のリアルな働き方」
第１部はWebとのハイブリッド開催。
ファシリテーターの取締役Kさんのリードで、パネリストの過去の経験やターニングポイントとなった出来事やモノを深堀りしていきます。
また、現在の仕事とプライベートの両立を一日の過ごし方やで教えてもらいました。
パネリストのNさんは現在太陽ホールディングスで人事を担当。
転職、結婚、出産の大きなライフイベントを経験されながらも、資格取得や大学院でリスキリングするなど、子育てで多忙な中でも常に成長し続ける姿勢が伝わってきました。
パネリストのSさんはファンリードでエンジニアを担当。
学生時代のスポーツの経験が仕事のマインドセットに繋がっていることや
趣味のダンスや推し活など、プライベートの楽しみ方や仕事とのオンオフ術を教えてくれました。
取締役Kさんのファシリテーションにより、会場全体がリラックスした雰囲気に包まれました。
そして、パネリストのお二人の話を受けて、参加者の皆さんが「自分はどうだろう？」と考えるきっかけを得たところで、次のワークショップへと自然に繋げてくれました。
ファシリテーターの取締役Kさん（写真一番左）お疲れ様でした！
第２部 ワークショップ「私の働き方と可能性を考える」
ワークショップでは、テーマに関連する２つの課題に事前に取り組んでいただき、それをもとに各自が結果を共有し、感想を自由に話し合うグループワークを行いました。
① モチベーショングラフ
モチベーショングラフとは、人生におけるモチベーションの変化を曲線で表すグラフです。
過去の出来事や経験を振り返りながら、モチベーションの上下や変動を時系列で可視化することで、自分の興味の方向性や適性、強み・弱みを把握する自己分析手法です。
② 一日のタイムスケジュール
自身の一日のスケジュールを可視化し、時間のコントロール具合やコンディション（心、体力、頭、時間）の良し悪しが、どのように４つのキャパシティに影響を与えるかを考えます。
自分の考えを伝えるのに少し緊張しているようです。
各自の発表から得られた気付きも沢山書き込んでいました。
2つのワークショップを振り返り、最後に取締役Kさんからまとめとアドバイスをいただきました。
～「ペンギンステップ」ではじめよう～
ワークショップで得た自身の改善点やアイデアは、いきなり０から100を狙わないこと。
まずは、０から0.5でもいいから動くこと。
ペンギンステップで始めてみましょう！
「カフェ エクシーズ」は、多くの学びの場となりました。
参加者の皆さんが最後に明るく楽しい表情で終えられたことに感謝しています。
参加者からの声
第１部 トークセッション
もう少し緊張感のある場かと思っていましたが、リラックスした雰囲気でストレスなく参加で来たところが良かったです。
年齢、境遇、職種、キャリアが異なる２名のこれまでの話、現在の話を聞けて良かった。
第２部 ワークショップ
人によって大切にしている考えや価値観が異なり、視野を広げるとができてよかったです。また、上の年次の方のお話を聞くことができて勉強になりました。
これまでの自分を振り返ることができ、また現状を客観的に認識できてよかった。また、同じグループに同じ環境（子供がいる）の方々いたので悩みなどを共有できてよかった。
イベントの感想や意見
女子だけで集まって話をすることがあまりなかったので、いい機会でした。同じ悩みなどを共有出来て、少し心が軽くなりました。
自社での開催、女性だけでの開催ということで、プライベートから業務に関することまで自分と重ねて考えることのできるお話を伺うことができ、大変貴重な時間となりました。また、グループ会社参入により変化の必要性を感じつつも漠然としていましたが、今回のイベントで会社が求める社員像が少し具体的になった気がします。
前職で、セミナーアレルギーになってしまっていましたが、この様なイベントやセミナーであればぜひまた参加してみたいなと思いました。
今後のイベントやセミナー要望
上司部下のワークショップ、グループ間の交流会、世代ごとの交流会、中途社員の交流会
子供がいるワーママたちの時短テクニックなど
「シニアエンジニアの働き方」のような中高年技術者向けのテーマ
女性で管理職、取締役や女性経営者の会社の上層部に位置している方のキャリアパスの話
自己評価の仕方やそれを踏まえた改善方法など、社内で主流の技術勉強会、プロジェクトの反省会
最後に
今回のイベントは、企画から運営まですべて女性メンバーで行いました。
女性に限定したことで、グループ会社の皆さんとの会話や意見交換がしやすく、心理的安全性の高い場となったと感じています。
キャリアを常に考え、上昇志向を持つ女性ばかりではありません。
むしろ、同じ悩みを共有し、固定概念や不安を取り除けるような環境やきっかけが大切だと実感しました。
これからも、成長を望むすべての人たちの背中を押していきたい。
エクシーズは、これからも女性の活躍と多様な働き方を応援していきます！
「カフェ エクシーズ」に参加したエクシーズ採用担当のSさんが、参加者
目線で綴った投稿もぜひご覧下さい。